『僕らが元気で長く生きるのに本当はそんなにお金はかからない』

今日は、こちらのセミナーに参加してきました。

山本先生セミナー

『僕らが元気で長く生きるのに本当はそんなにお金はかからない』(ゲスト:山本雄士氏・武内和久氏)

キーワードは、『トラブルシューティング型医療から投資型医療へ』。かいつまむと…

    【トラブルシューティング型医療】

  • 病人を待つ医療。病気になってから対処療法をする医療
    【投資型医療】

  • 患者は病気に気をつけて予防し、医療従事者は予防をサポートする医療。低コストで健康維持につながる医療

面白いフレーズだなと感じました。




さて、参加者とのQ&Aで議題に上がった、こちらのテーマが面白かったです。

『健康の自己管理が甘い人は健康保険の受益者から外すのはどうか?』




ちなみに、私は賛成です。ここでは、運用上の問題(どこまでを健康として定義するのか?チェックシステムはどうするか?など)を抜きにして考えます。


なぜなら、人の行動は、身近で直接的なメリットなりデメリットを提示するまでしないとを変容しないと思うから(タバコ増税のように)。


自分の例を引き合いにして考えると、予防が大事だと叫ばれていて頭では分かっていても、だからといって定期的に健康診断や人間ドックを自主的に受けるか?と言われると、NOです。

そういう健康管理に意識が及ばない自分が悪いのですが(m(__)m)、でもどうして予防を実践するという行動まで起こさないのだろう?と考えた時に

「症状として出る」「検査値として表れる」といった、直接的なデメリットやライフイベントがないからなのでは?と。


なので、保険の受益者負担といった金銭的な賞罰を与えることもそれなりの効果があると思いますし、また1度だけでいいので「健診に血液検査を必須項目にする」というのも効果があると思います。


ダイエットではないけど、やはり数値の力は大きく、例えば血液検査を必須にした健診で「血糖に異常値が見つかりました」となれば、行動変容する群はそれなりに生じると思います。




じゃあ、健康管理が甘い人は見殺しにするのか?と言われそうですが、「医療保険から外れても最終的には生活保護という大きなバスケットで救う」点は据えていてもいいと思います。


スタンスぶれぶれじゃないか?矛盾じゃん!と即つっこみな感じですが、


最終的なセーフティーネットを置いておいたとしても、かなりの効果が見込めると思います。人間、遠い将来より目の前のことに注目しがちなので、

「健康保険から外れてもどうせ生活保護なり何なりで最後は救ってもらえる」
と楽観視するよりは

「健康管理しなきゃ保険から外れるのはヤバイ。健康に気をつけなきゃ」
と、目先のデメリットに目がいき、結果として、自分の健康をより意識し予防する人が増えると思います。そうなれば、政府としては願ったり叶ったりでしょう。




ちなみに、会場の参加者の意見はおおよそ50:50に分かれており、白熱した議論を展開している方もいて面白かったです。皆さんはいかがでしょうか?


「まだ健康だから食事まで気を使わなくていいっしょ」的な意識で、おにぎりやソーセージばっかり食べている自分には、身をつまされる貴重な機会でした。